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感想ブログ~演芸(落語・浪曲・講談)etc.~

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ベルギー奇想の系譜展/立川談春独演会@有楽町朝日ホール

2017年9月19日①「ベルギー奇想の系譜」展 @渋谷Bunkamura ザ・ミュージアム渋谷は苦手だ。街というより歩いている「ひと」が苦手というべきか。渋谷の街を歩くと恐らく、RPGで言うところのHPが減ったり、ホルモンバランスが崩れたり、免疫力が低下してしま…

『スラヴ叙事詩』/『廓噺の会』

2017年5月22日 ①「ミュシャ展」@国立新美術館 『スラヴ叙事詩』は画家アルフォンス・ミュシャが1910年~1928年の約18年をかけて描いた、構想・大きさ共に広大な、壁画か天井画に比される連作である。この20作品は、現在プラハ国立美術館のヴェレトゥルジュ…

「春画展」/「今年最後の立川志らく独演会(2015)」

2015年12月23日 ①「春画展」@永青文庫(文京区) 無謀だとは思ったが、図録だけ欲しかったので、並ぶのを覚悟で最終日に行ってみた。有楽町線の江戸川橋駅を降り、神田川べりの遊歩道をてくてく歩く。と、眼前にけっこうな傾斜&段数の階段がお出迎え。ここを…

マグリット展

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2015年5月24日「マグリット展」@国立新美術館 国立新美術館、実に初めて行きました。同じ六本木にある美術館でも「ズーヒル」のスノッブ臭がするギャラリーよりは居心地が良い。国立なのは伊達じゃない。ただ、時間を見誤って入館可能時間ギリギリだったの…

ザ・ビューティフル/LFJ2014

2014年5月4日 ●「ザ・ビューティフル 英国の唯美主義 1860-1900」 @三菱一号館美術館 3月に行った森アーツセンターギャラリー「ラファエル前派」展と同時代の英国世紀末美術展。黄金週間であること、近くでイベント(ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン)が…

ラファエル前派at六本木(vill dans le pays)

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2014年03月21日「テート美術館の至宝 ラファエル前派」展@森アーツセンターギャラリー(六本木) 「ラファエル前派」がテーマの美術展に赴くのは何度めだろうか。それにしても。この「森アーツセンターギャラリー」という展覧会場は、六本木ヒルズ内森タワー5…

「江戸人」と「魔性の女」

2013年6月15日①「江戸人展―からだが語る『大江戸』の文化」 @国立科学博物館②「『魔性の女』挿絵(イラストレーション)展― 大正~昭和初期の文学に登場した妖艶 な悪女たち」 @弥生美術館 ①科博ということで、江戸時代に生きた人の頭骨・人骨が 多数展示さ…

やっぱりおおかみ

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2013年4月14日「佐々木マキ 見本帖」展 @吉祥寺美術館 素晴らしかった。『やっぱりおおかみ』の原画の前では不覚にも涙。幼稚園児の時に初めて手にした絵本は、聖書的存在として今でも本棚にある。昨年亡くなった父や、同じく『やっぱりおおかみ』が愛読書…

バルビエ×ラブルール展

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2012年5月26日 鹿島コレクション2「バルビエ×ラブルール」展@練馬区立美術館鹿島茂氏(明治大学教授)のコレクション展(第一回目はグランヴィルだったようだ)。 こんな素晴らしいものをお持ちとは…垂涎もの。 ジョルジュ・バルビエ。 ピエール・ルイス『ビ…

ルドンとその周辺―夢見る世紀末展

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2012年1月31日 ルドンとその周辺―夢見る世紀末展@三菱一号館美術館 三菱一号館美術館は、前から行きたかったのだが、なかなか観たいと思える展示がなかった。ようやくこれは、と思える展示が始まったので、夕方から落語会に赴くよみうりホールに近いため、…

国芳と幕末

2012年1月14日 ①「没後150年歌川国芳展」@森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ) この「森アーツセンターギャラリー」という美術館、とても行き難い。市部住みの田舎者のやっかみかもしれないが、「ズーヒルギロッポン」森タワー52Fなどという、展望…

「医学と芸術展」が意外にも・・・

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三が日に開館している博物館・美術館で、やや興味を惹かれたものがこの展示だけだったので、年明け3日に赴いた。六本木ヒルズ森タワー53Fなどといふ、小洒落た場所にある森美術館で開催中の「医学と芸術展」。入館料¥1,500。まあ仕方ないギロッポンだし。…