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感想ブログ~演芸(落語・浪曲・講談)etc.~

第九回 玉川太福”月例”木馬亭独演会

2018年7月1日
「第九回 玉川太福”月例”木馬亭独演会」
 @浅草木馬亭




玉川太福・玉川みね子
『銭湯激戦区』
『茶碗屋敷』
~仲入り~
天保水滸伝 笹川の花会』




みね子師匠にある物をようやくお渡しできた。
(割れていませんように)


iPhoneのトラブルで、以前撮らせて頂いた写真の
データが消えてしまったので、終演後、太福さん
とみね子師匠もご一緒に、写真を撮らせて頂いた
が、太福さんの顔に幟がかかってしまっていたの
で、後日改めて撮らせて頂いた。



太福さんは、ファンが写真を撮らせて頂くとき、
ハリウッドのスターがするような、満面の笑顔
をされるのだが、個人的にあまり好みではない。
しかし「眼鏡外して、啖呵切った表情御願いし
ます」などという不遜な御願いを出来るわけも
なく...



この木馬亭独演会、次回は記念すべき第十回で、
売れっ子の真打の落語家さんをゲストに招くそう
なのだが、このことは、前々回ぐらいから仰って
いて、実際に来てくれた人だけの秘密なので、当
日までゲストの名前は隠しておく、とのことだっ
たので、SNSは勿論リアルでも固く口を閉ざして
いたのだが、今回「なるべく多くの方に来て頂き
たいので、拡散してみましょうかー...」って何なん
だそれは(笑)。



もしかしたら自分で名前言ってしまうかもしれない、
その時は負けたんだな、と思ってくれ、ですと...
まあ私はゲストが来ようが来まいが行くので関係な
いが、その時だけ来る一見さんのために座席がなく
なるのは、少しだけ悲しい。



因みに私は第二回だけ行けなかった。コンプリート
ならず、痛恨。
その真打さんを予想:
白鳥師か三三師。可能性は少ないが、昇太師。



『茶碗屋敷」は、言わずと知れた落語『井戸の茶碗
浪曲版で、『井戸の茶碗』は講談『細川家茶碗屋敷
の由来』を原本としているようである。



先日の「鍛耳會」で初めて拝聴したが、登場人物や細部
が『井戸の茶碗』と異なっており、やはり「井戸茶」の
方が、「お話」としてよく出来ている。



井戸の茶碗』は色々な落語家さんの生高座を拝聴した
が、現役の落語家さんでは柳家さん喬師が一番好きであ
る。ベタはベタで。お菓子は甘いものなんだ、と潔く。