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感想ブログ~演芸(落語・浪曲・講談)etc.~

太福萬福 其の十三

2018年7月14日
「太福萬福 其の十三」@らくごカフェ




玉川太福・玉川みね子
清水次郎長伝 石松と身受山鎌太郎』
柳亭こみち『くしゃみ講釈』
     「(当て振り)芸者の一日」
~仲入り~
トーク」太福・こみち
柳亭こみち浪曲社長』
太福・みね子『茶碗屋敷』




Quatorze  juillet(フランス革命記念日)に、
神保町で浪曲&落語。
満席でやや閉塞感あり。


今回のゲストは、昨年9月に真打に昇進された、
女性落語家の柳亭こみちさん。

当て振り」という芸を初めて拝見。
端唄と伴奏付きのパントマイムのようなものだ
ろうか。

浪曲社長』は三代目三遊亭圓歌作の新作落語
浪曲好き」という趣味が幸いする、『釣りバカ
日誌』の釣りが浪曲になったような滑稽噺。面白い。
こみちさんは、女性、という以外に個性があり、
従来の女性落語家とは一線を画しているように感じ
られた。

太福さん&みね子師匠は変わらず。
やはり浪曲版『井戸の茶碗』は、落語より少し退屈だ。
節が付くことにより、逆に話が見えにくくなってしま
うような気がする。

睡眠不足と疲労でやや意識朦朧。


後があるので、珍しくガヴィアルでミックスカレー
(野菜、浅蜊、チキン)を食べ、古書店をはしご(田村
書店が営業していたのでものすごく久し振りにぎし
ぎし階段を上って入店。相変わらずだ)、さぼうるで
珈琲を飲んで積極的には行きたくない渋谷へ。