2012年2月12日
「IMAホール落語会 さん喬・喬太郎親子会」
@IMAホール(光が丘)
林家つる子『たらちね』
柳家さん弥『もぐら泥』
柳家さん喬『家見舞』
柳家喬太郎『ハンバーグができるまで』
~仲入り~
柳家喬太郎『粗忽長屋』
柳家さん喬『心眼』
チケットは早いうちから完売。
大江戸線の終点(光が丘)まで行ったのは初めて。
ちょっと遠かった。
しかしそれを補って余りある内容。これで2500円
なんて信じられない。
つる子さんは、林家正蔵師のお弟子さん。前座。
さん弥さんはさん喬師のお弟子さんで、二ツ目。
喬太郎師、やっぱり冬眠中のクマさんみたいな風情
で登場。
「とにかくスーパーのお惣菜、ってやつが好きでた
まらない。とんかつとかコロッケとか。今一番気に
なるのは、このホールの下のスーパーでは一体どん
な惣菜が売っているのかということです」
24時間開いているスーパーでとんかつを買ってきて、
ビールの肴にし、かぶりついたまま寝てしまってお
かみさんに叱られた、とか。
『ハンバーグができるまで』。新作。泣く程笑った。
さん喬師のようなタイプの落語家さんは、絶対に重
要で必要だ。佇まいが清冽。『家見舞』は、肥(便所)
甕を水甕の代わりにするなどという不潔な噺なのだが、
さん喬師の場合はえげつなさを感じさせない。
しかし面白い。大好きだ。
次もあるなら絶対行きたい親子会です。