2012年2月8日
立川春太『うなぎや』
立川談春『源平盛衰記』
~仲入り~
立川談春『夢金』
「アナザーワールド」シリーズ。今年初回の「11」です。
談春師、また少しすっきりされてお腹が凹んだ御様子。
「もうこの会は身内のようなものだから」という言葉が
うれしい。
そして『源平盛衰記』!このアナザーワールドと横浜に
ぎわい座限定で、持ちネタにはしないとのこと。
談春師なりの談志家元追悼。
家元のギャグもそのままに、途中解説等も入りつつ。
「ここが好きなんですよねえ」と感慨にふける姿に、
客も一緒に家元の至芸を懐かしむ。和やかさ、切なさ。
この噺のように、テンポとリズム感が命の噺は、得意では
ない、と。
志らく師にはあるけれど、自分にはない、逆もしかり(奥行
きとか)。
『夢金』。良かった。吐く白い息が見えるような気がした。
心が痺れました。談春師、やっぱり最高です。
広瀬・堀井両氏(後者は弟子?バイトの人?と思しき若めの
男女同伴)を見かけた。
どうやら三日間通っていたらしい。羨ましい限りだ。
7月まで出来得る限り通うのだ。