2011年8月27日
立川談春独演会
@かめありリリオホール
亀有は近くて遠し。最短時間を「乗換案内」で調べたけれど、
東京メトロ千代田線とJR常磐線(各駅停車)「直通」、の意味
がいまいち分からず、北千住で降りてしまい松戸まで行った
り来たりしたので、5分程度遅刻してしまった。
そのまま乗っていれば良かったのに。
落語会に遅れてしまうのは初めてで、痛恨。でも千代田線の
湯島→根津→千駄木→西日暮里→町屋、の流れは好きです。
前座は立川こはるさんで、『真田小僧』。
真中辺の席だったので、小声で謝りながら通らせてもらい
(申し訳ない)、着席。
私見ですが、こはるさんタイプの女性落語家さんは、艶っぽ
いことを言うのは似合わないのではないかと思ってしまいま
す。…何か無理矢理言わされている罰ゲームみたいな、痛々
しさを感じてしまいました。
女性の落語家って、難しい。やっぱり「男になろう」とする
ところに無理が生じるのではないかと…若い女性なら尚更です。
もし自分がどうしても落語家にならなければならなくなったら、
男になろうとはせず、女のままでやります。でないと、「演じる」
ということが二重になってしまい、女性の部分が一枚皮なものだか
ら、どこを破っても同じでめりはりがつかないので、誰が誰やら分
からなくなってしまうのではないかと思うのです。
自分でも言っていることがいまいち分かりません。
立川談春師匠登場。6月の成城ホール以来ですが、少し体格が
お戻りになられたようで、ほっとしました。談春師匠は、絶対に恰
幅が良い方が魅力的です。
美魔女のマクラから、の『紙入れ』。
仲入り後『大工調べ』。
帰りに亀有駅のホームにいる時、花火の音だけぱんぱーん、と
聞こえてきましたが、鎮魂と祝祭の晴れ晴れとした音のように
思えました。
タイトルは「一介の落語ファンですが何か?」って感じの意味です。