2012年7月7日
「NO NUKES 2012 脱原発フェス」
@幕張メッセ(千葉)国際展示場4・5ホール
武蔵野線が海浜幕張まで通っていることを知る。
こういう態の所謂「フェス」に初めて参加。
「幕張メッセ」に行くのも初めて。
サマソニもフジロックも例年不参加。
それなのに何故、「鈍体」に鞭打ってはるばる幕張
まで行ったかと言うと、YMOとクラフトワークのLIVE
を観られるから。それだけで理由は十分。
終演PM10:00、帰宅AM12:30。疲れた。けど凄かった。
湿気のせいか体調が悪く、手足がぱんぱんに腫れていた
ので夕方から参戦。正確に言うと the HIATUSのステージ
から。
the HIATUS、恥ずかしながら名前しか知らなかったけれど、
最初に演奏された曲はラジオで聴いたことがあった。通して
聴いた感想は、歌詞は英語多し、って言うか、これプログレ
なんじゃ?あるいはブリティッシュ・ロックの匂いが強い。
演奏上手い。LIVEが良いバンドは鉄板。
前で盛大に踊っていた女子2名、独特の振り付けだったので
(よくストリート・ミュージシャンのファンの女の子がやるみ
たいなアレ)、若い子対象?にしては音がクレバー過ぎる。
さっきwikiを見たらやっぱりプログレに分類されていた。
御本人たちは「影響はあるけど、違う」って言いそうだ。
YMO+小山田圭吾+高田漣+権藤知彦。YMOのファンになった
のは中2の時。実は今まで生YMOを見たことがなかった。
実物を見るより先にコピーバンドをやろうとしたり…
この段になってスタンディングで観ることになるとは。
YMOヒット・パレードの様相を呈し、泣きそうになりながら
踊りまくった。
(フリッパーズ・ギター方面には当時からあまり食指が動かず)
そしてKRAFTWERK。写真がアップされていたが、格好良過ぎて
痺れまくりです。シンセの光は七変化。映像が音と相俟って素晴
らしく、陶然としてしまった。いや本当に、「トランス・ミュー
ジック」ですよまさに。
それを70年代からやっている、ってことなんですよね。
最初の曲『Radioactivity』で、「FUKUSHIMA」、って発音され
た時、鳥肌が立ってしまった。YMOもだが、野太い男性のかけ声
がご愛嬌。表情ひとつ変えない「ラルフ」。
個人的に一番聴きたかったのは『MAN MACHINE』だったが、
なくても大満足。
思いっきり肩と背中の開いた、黒のパーティードレスを着て浮き
まくり、YMOとKRAFTWERKで跳ね踊りまくっていた妙齢の女性。
印象深かったです…
「さようなら原発1000万人アクション」の署名活動ブースがあっ
たので、署名した。
理由は、蝿が殺虫剤を持つような愚かな真似はしたくないから。
帰りは武蔵野線で帰ったのだが、1時間半かかってほぼ全駅乗って
しまったってことか。昔は貨物用オンリーだったんですよね。
そう言えば船橋あたりから京葉線と重なっている。プチ鉄だから
なかなか楽しかった。
夢のような一夜、という言葉は、このような夜のことを指す。
感涙。