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感想ブログ~演芸(落語・浪曲・講談)etc.~

初・志らくのピン

2012年6月24日
志らくのピン 古典落語編」

渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール




立川志奄『真田小僧
立川志らく『ろくろ首』
     『崇徳院
~仲入り~
     『一文惜しみ』(『五貫裁き』)




6月は演劇らくごがあったため、「志らくのピン」が日曜日に
なり、実に初めて行けることになった。
席は前から3列目端、という素晴らしい席。近い。
某ヘビメタ雑誌編集長兼落語評論家氏が最前列ど真中に。


「そんな首が長いんじゃ、接吻するとき首たぐり寄せなきゃ
なんねえ」と、志らく師オリジナルという、電線(てその時代
にあったのか?)に首が引っかかる場面がツボにはまった。
思い出し笑いする程の面白さ。



パンフレットの最後の文「現在、談志は私の身体に降りて、
志らくと相談しながら落語をやっている。やがて私の中から
談志が消える、つまり談志志らくが同化したら、私は名人
と呼ばれる落語家になるのだろう。その時こそが、談志
予言した志らくが狂う時だと思う。」



「その時」に、客として是非居合わせたい。
これからも、右翼にはなれないが、志らく師の
高座にはコンスタントに伺いたい、と改めて思った。