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感想ブログ~演芸(落語・浪曲・講談)etc.~

鍛耳會12

2019年2月11日
玉川太福浪曲定例会 鍛耳会12」
 @koenji HACO




港家小そめ・玉川みね子
赤穂義士外伝 足軽出世美談
        荒川十太夫

玉川太福・玉川みね子
『地べたの二人「新年」「夜の煙突」』
〜仲入り〜
中村仲蔵



いつものように並ぼうとすると、整理券云々、
という
言葉が。「?」今まで予約するだけだっ
たのだが。
席亭さん及びスタッフの人たちが、
何か感じ悪い(特に眼鏡
かけた男の人)。整理券
というのが分からないので一度
話しかけたが無
視するし、言うとおりに整理券がないの
で最後
列に並んで順番が来ても「ご常連」が優先、

ラシもなかなか渡してくれない(前述の男の人)。


考えなしにぼやぼやしていると、太福さんの会
には
行けない状態になったのだろうか。

前回電車が止まって間に合わず、悔しい思いを
したが、今日は小そめさんの口演を拝聴出来た。
浪曲の義士外伝は今まであまり聴く機会がなく
新鮮で、小そめさんはとても凛々しかった。

今月初めの月例木馬亭独演会に伺えず、拝聴出来
なかった、カーネーション『夜の煙突』にインス
パイアされて作られた地べたの二人シリーズ「夜
の煙突」を拝聴出来て望外の喜びだった。



仲入り中に「夜の煙突」の原曲をかけて頂いたが、
70年代のプログレッシブなロックテイストでかな
り好み。和製XTCといわれるのも納得である。


そして至近距離で拝聴する『中村仲蔵』は格別だった。
好みの問題だとは思うが、終始息を詰めて緊張しなが
ら拝聴する仲蔵もいいが、節と啖呵の切り替えや緩急、
息抜きがある仲蔵もとても良い。