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感想ブログ~演芸(落語・浪曲・講談)etc.~

柳家喬太郎みたか勉強会2019年2月

2019年2月2日
柳家喬太郎みたか勉強会」夜の部
 
三鷹市芸術文化センター星のホール





三遊亭あおもり『黄金の大黒』
柳家喬太郎『牡丹燈籠 「本郷刀屋」』
~仲入り~
三遊亭歌奴『大岡政談 「匙加減」』
喬太郎『親子酒』





あおもりさん(白鳥師の御弟子さん)は11日付けで
二ツ目に昇進、「青森」さんになるとのこと。
めでたい。

牡丹燈籠、大岡政談は講談⇔落語の演目である。
喬太郎師はマクラで寄席でご一緒する講釈師の
方の話をされたのだが、とりわけ貞丈先生の話
を愛おしそうにされていたのが印象的だった。

「本郷刀屋」と『親子酒』。振り幅の広さが
小気味よい。

その日は太福さんの月例木馬亭独演会の日で
もあったが、先にチケットを買っていたので
こちらにうかがった。

木馬亭独演会が皆勤であればみたか勉強会の
チケットを人に譲って行ったかもしれないが、
皆勤ではなかったので(第2回のみ行けなかっ
た。もしかしてその時も同じくみたか勉強会
に行ったのかもしれない)、涙を呑んで諦めた。

ゲストがカーネーションという日本のキャリア
がある渋めのバンドがゲストということで、客
が列を成し、早々に大入になったようだ。

太福さんはカーネーションの『夜の煙突』(原曲
を聴いたら
もろに70年代プログレッシヴな曲で、
意外だった。その日の演奏はアコースティック
な感じだったようだが)という曲
にインスパイア
された『地べたの二人 「夜の煙突」』を
ネタ
おろしされたそうだ。拝聴したかったなー。


みたか勉強会はとにかく特別なのだ。