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感想ブログ~演芸(落語・浪曲・講談)etc.~

新宿末廣亭8月中席夜の部(平成三十年)

2018年8月12日
新宿末廣亭 8月中席 夜の部」
  @新宿末廣亭(PM19:00~途中入場)

 

昔昔亭桃太郎裕次郎物語
(ツイスト踊り ルイジアナ ママ)
〜仲入り〜
玉川太福伊丹明
『地べたの二人 おかずの初日』

鏡味正二郎 「太神楽」
春風亭柳好『雑俳』
三遊亭遊吉『安兵衛狐』
桧山うめ吉 「俗曲」
春風亭昇太『壺算』

 

袈裟切りされたように傷ついて血が噴き出して
いるような状態の心を持てあまし、免許の更新
に行った後、矢も楯も堪らず、新宿末廣亭へ。

 

時間が中途半端なので、夜割引で入れるPM19:00
まで待つ。そういう人がちらほらいたが、山芋顔
の男が先にてけつを買おうとして、何となく並ん
でいた私ではなく、後ろにいた綺麗めお姉ちゃん
に「あ、もしかして並んでました?」と聞き、私
のことはまったく無視していたことに立腹するの
は、我ながら真っ当なことだと思うが、どうか。

 

桃太郎師が歌い、落語家・色物さんが(厭々)踊る、
ルイジアナ ママ」(昇太師が特にイヤそうだっ
た)。

 

一階は満席で、初めて二階に上がる。
上手側の壁面にかかっている錦絵のような絵は、
当時の「○○案内」のようなものだろうか。

曲師がみね子師匠ではなく、伊丹明師匠だった
が、三味線の音がやや重く、とても渋くて良い。

昇太師『壺算』。もしかしたら昇太師の『壺算』
を拝聴するのは初めてだったかもしれない。
正に「絶好調」の記号のような存在。