2017年12月17日
「春風亭昇太独演会」
＠三鷹市公会堂光のホール
春風亭昇太「オープニングトーク」
春風亭柳太郎『尻餅』
春風亭昇太『看板の一』『そば清』
～仲入り～
『宿屋の仇討』
久し振りの昇太師独演会。
体調不良ということと、いつもの「星のホール」
ではなく、「光のホール」ということを失念して
いたため、遅参。
三鷹市芸術文化センター名物某氏の「開演前の注
意アナウンス」、昇太師「オープニングトーク」
は聴けなかった。
柳太郎さんの途中から。
いつ見ても絶好調(お肌ツヤツヤ)の昇太師(言わず
もがなだが流石プロ)。マクラからノンストップ
で客を沸かしっ放し。
『そば清』、「どーうも。」のそば清さんが蕎麦
を手繰るリズムが滅茶苦茶で、自分で「合ってな
い...」と呟きながら手繰る様子、
「耳から蕎麦が...！」の昇太ワールドに泣く
程笑わせられた。
席が上手の前方端だったので、「いつもの生着替
え」の時、脱いだ羽織を御弟子さんにぶん投げる
所がよく見えた。
そして演目としても好きな『宿屋の仇討』、昇太
師が演じて面白くないわけがない。身体の深奥の
何かが開くような笑い(どんな笑いだ！)。
終演後、700人の客が主に駅を目指すため、臨時の
特別バス便が出るのだが、荷物のようにぎゅうぎゅ
うに押し込められて、窒息しそうになりながら、凄
いよなー矢沢某氏でも外タレミュージシャンでもな
く、ひとりの落語家さんがこれだけの人間を集め
るんだからなー、と感心したりなど。
紛れもなく一級のエンターテイナーに相違ない。
一年に一度は昇太師。
