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感想ブログ~演芸(落語・浪曲・講談)etc.~

立川志らく 独演会

立川志らく 独演会」@なかのZERO 小ホール
2012年10月12日




立川志らら『子ほめ』
立川志らく『転失気』『笠碁』
~仲入り~
立川志らく『居酒屋』『崇徳院




(前日の「気になる二人 小満ん・市馬二人会」@銀座ブロッサム
は断念。初めてチケットを無駄にしてしまった。無念。)



なかのZEROでの独演会初回。これから定期的に開かれるらしい。
テーマはクレイジー落語。



最近心身ともに疲労困憊、半死半生の状態だったのだが、
久し振りに笑うことが出来た。本当に面白かった…


『笠碁』を聴けるとは!元々おじさん二人が強情を張る
可愛らしい噺(ツンデレというか、フケ専BLみたい。分かる
人にしか伝わらなくて結構です)だが、志らく師匠がやると
さらに可愛らしい噺になっていた。
是非とも談志と志ん朝版の『笠碁』を死ぬまでに聴きたい
ものです。



『居酒屋』は何故か「神の家」。クリスチャン仕様。最高!
はっきり言って談笑師の改作『イラサリマケー』より面白い。
キリスト教の知識がないと分からない。けっこう高度なギャグ。



時折幻影のように談志の所作が垣間見える。真似、ということ
ではなく、無意識というか、「組み込まれてしまっている」
というか。
特に手の所作。美しい、とさえいえる。



このクレイジー落語会、最高だ!
次回も是非行きたい。