2012年５月９日
春風亭百栄独演会「座布団怪獣
モモエザウルス、右折。」
＠渋谷区文化総合センター伝承ホール
柳家まめ緑『たらちね』
春風亭百栄『バイオレンス・スコ』
ハードボイルドなスコティッシュ・ホールドとアメリカン・カールの猫。
猫好きにはたまらない噺。
恩田えり「三味線漫談」
「お囃子えりちゃん」(後で夜中に髪の毛が伸びる人形が出ます：
百栄師談)初めて拝聴・拝見。なかなか美声。
～仲入り～
春風亭昇太『花粉寿司』
昇太師がゲスト？と知り、光の速さでチケットを買ったのだった。
花粉症の寿司屋って…くだらない。くだらなさ過ぎる。
しかしそれが最高！何故そのオチ？と思ったら、その日が下のさ
くらホールで行われる塩谷瞬(二股とか三股とか本当にどうでもい
いことで話題に)出演の舞台の初日だったらしい。
本当にこの方はすごいと思う。お肌ツヤツヤのぷりぷり。
その日のことなんぞ、すぐ忘れちゃうのでしょうね。
この御三方、皆実年齢よりずいぶん若く見える。
春風亭百栄『露出さん』
あまりにも長い間従事していたため、すっかり慣れて飽きられて
しまい、普通に挨拶されたり、「露出さんが出たから○時だ」など
と時計代わりにされたり、逮捕しなければいけないはずのおまわり
さんに心配されたりしている「露出さん」。
くだらねえ。くだらなさ過ぎる。しかし、最高、だ！
大爆笑するのは憚られるので、笑いを抑制していたら、
呼吸困難に陥りそうになってしまった。
百栄師、期待以上で大好きな落語家さんの一人になった。
伝承ホールは初めて行ったが(百栄師も初めて独演会をやった
とのこと)、床に傾斜がないためか、前の客の頭で演者が見え
にくかった。
前の席の老婦人が盲導犬を連れていた。席の下に押し込められ
ていたが、拍手にぴく、となるくらいで、ほぼ大人しく寝てい
て可愛かった。触りたかったが、他のお客が「撫でていいです
か？」と聞いたら「他の人に触られるのはちょっと…」と言わ
れていた。残念。
知らない噺が多かったので、帰りに「今日の演目」を写メしたら、
「バイオレンス・ネコ」になっていたり、仲入り前の一席(『弟子
の強飯』)が抜けていたり。どなたが書いたんだろう。
